ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
姫皮
2010/04/29
Thu. 05:05
よくお世話になるテニスクラブの裏に竹やぶがあって、
そこで穫れるタケノコを手に入れた。
灰汁抜きで使うヌカが無かったので、玄米を砕いてヌカ代わりにした。
(米ってなかなか砕けないのね)

タケノコは姫皮が好きだ。
まず姫皮なんていう名称がいい。
日本ならではの情緒あふれる言葉だと思う。
薄く柔らかい皮が何層にも重なった、たおやかな食感もいい。
薄く幾重にもかさなるものに、私はどうも弱いらしい。
バウムクーヘンだとかミルフィーユは言うに及ばず。
もし、十二単なんかを身にまとった女性が街を歩いていたら、
紀貫之が思わず「ぜひ古今和歌集に!」って言うぐらいの、
イカした恋の歌をすかさず詠んでしまうだろう。
それくらい弱い。
やばい。もう朝だ。
今日、試合だぞ。
そこで穫れるタケノコを手に入れた。
灰汁抜きで使うヌカが無かったので、玄米を砕いてヌカ代わりにした。
(米ってなかなか砕けないのね)

タケノコは姫皮が好きだ。
まず姫皮なんていう名称がいい。
日本ならではの情緒あふれる言葉だと思う。
薄く柔らかい皮が何層にも重なった、たおやかな食感もいい。
薄く幾重にもかさなるものに、私はどうも弱いらしい。
バウムクーヘンだとかミルフィーユは言うに及ばず。
もし、十二単なんかを身にまとった女性が街を歩いていたら、
紀貫之が思わず「ぜひ古今和歌集に!」って言うぐらいの、
イカした恋の歌をすかさず詠んでしまうだろう。
それくらい弱い。
やばい。もう朝だ。
今日、試合だぞ。
[edit]