ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
鏡桜
2013/03/29
Fri. 03:58
いかにも老舗らしい、一点の曇りもないガラスの入口に映った桜は、狂気もすこしやわらいで見える。
小さい頃に読んだ掌編に、少女が、病に伏せる母親のために、手鏡に桜を閉じ込めて持って行くという物語があった気がしてちょっと調べてみたのだが、ぜんぜん探せない。

神社で、教室の後片付けを終え、さあ帰ろうというときに、とつぜん背中全体に何か大きなものが張り付いたような、ものすごい凝りというか痛みがあって、あ、なんだこれはやばい、と思っていたらすぐに頭痛と寒気がして、いま死んでます。帰ってくるのがたいへんでした。
薬飲んだらすこし落ち着いたので、たぶん、風邪ですかね。
[edit]