ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
台風旅行洪水搬入
2017/10/30
Mon. 00:46
タイトル、台湾旅行ではありません。
先週末は訳あって、両親を連れて、嵐の中、伊豆へ。
半年も前から企画していたのでもちろん決行。
大雨強風にもかかわらず、せっかくだからということで、石廊崎まで。
先端に行ったら死ぬな。と思えるほど海が荒れていました。
自然に対してあれほどの恐怖を感じたのは初めてかもしれません。
虫にはちょくちょく悲鳴を上げているんですけどね。
荒れた海は、すぐそばに死があることを実感しました。

これは城ヶ崎。まだ雨風ともましだった。
そして今日は、11月からのコラボ展のための搬入。
洪水の中での搬入でした。
これまで、雨男として展覧会にまつわる数々の歴史を積み重ねてきました。
会期中ずっと雨なんてよくあることで、搬入あるいは搬出の日に豪雨または積雪、初夏の銀座に雹を降らせたこともありますし、満開だった桜を一日でほぼ台無しにさせたこともあります。
今日はどんなサプライズが待ち受けてるかなと出発したのですが、会場に着くまでに冠水していた道路が3箇所もあって、40km/hで走っていた車が一瞬にして5km/hに。
この失速感は日常ではなかなか味わえません。なかなかのアトラクションでした。
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