ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
キセキのサフラン
2018/03/31
Sat. 02:53
銀座でふらっと入ったお店で食べたパエリアに、ルイユソースというものが小皿で付いていた。
このソース、ブイヤベースによく供されるらしいのだが、パエリアにもすさまじく合っている。
「出汁・ソースの個人的知的探求期」でもあるので、味蕾を総動員して解析にとりかかる。
そして、もちろんさっそく家で作る。
自画自賛になるが、天才かもしんない。

と、この話題が今回のキモではない。
ルイユではなく、パエリアの方。それもサフラン限定で。

パエリアにサフランは欠かせない。
なんかサフランがまだ冷蔵庫にあった気がするけど、買わなくていいよねえ。
パエリア、いつ作ったっけ。
3年前くらい前に作った気もするけど、あれは友達ん家でだっけ。
家で作ったのはもっと前だっけ。
最後に作ったパエリアがいつのことか思い出せないまま、けっきょく買わずに帰宅。

はたして、冷蔵庫のドアを開けて探索すると、シーズニング・コーナーの奥の方にサフランはやはり、居た。
すでに鬼籍に入ったような佇まいで。

2、3年賞味期限オーバーしても死なないでしょ。生卵じゃあるまいし。
たかだか”乾燥メシベ”じゃないかと思いながら、瓶を手に取る

賞味期限を見る。
(オンマウスで「賞味期限画像」に変わります)

ワーオ!と思いながらも、まったく躊躇することなく、美味しくいただきました。
おそらく自己記録更新です。

2回の引越しを生き抜いた奇跡のサフランに賞賛の拍手を。
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