ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
裏
2019/10/22
Tue. 05:14
「虫展 -デザインのお手本-」へ行ったのでした。
ちょうど「飛行する機構」というトークショーが始まるタイミングで、これがなかなか興味深く、感心しながら聞きました。
そこで出た話題。
カマドウマという虫は、なぜ人に向かって跳んでくるのか。
(最近はまったく見なくなりましたが、幼少の頃はこの虫に怯えていた時期もありました)
いままでは単に、「捕捉したターゲットへの攻撃としての跳躍」とばかり思っていたのですが、どうやら内情は違うらしい。
カマドウマは、察知した「敵」に向かって跳ぶことで、「すれ違い」を狙っているのだと。
「敵」の背後に、瞬間的に移動することを目的としているのだと。
あの驚異的な跳躍力はそのためだったのか。
目からウロコでした。

「敵の裏をかく」とはよく言いますが、競技の世界では、心理的な「裏」を突くことが大きな戦術のひとつです。
某スポーツ競技における私は、体格ですでに負けているので、とにかく裏をかくことばかり考えています。
よく、いやらしい、とか、エロい(どういう意味かはわかりません)と言われています。
最高の褒め言葉だと思っています。
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