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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

革の本の皮 

2018/11/28
Wed. 05:48




お気に入りの革のブックカバーを二つ持っているのだが、一つがどうしても見当たらない。
ここ一年くらい同じものばかり使っていたので、拗ねたのかもしれない。
2時間かけて探したが、どうしても見つけられず、やや憔悴している。

現在、思うところはある。



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京都が舞台になっている小説を読み終えた。
小説の内容にはまったくと言っていいほど関係ないが、京都と、京都を訪れる人の心の距離は反比例する気がする。
外国人が日本に感じるそれと似ているような。
友人が以前、京都に5年間住むことになった。
その友人が言っていたのは、自分はたまたま京都に住んでいるんですよ、という心持ちでいれば生活しやすいのだが、いざ、京都人になろうと努力すると、途端にすべてのものが冷たく見えてしまう疎外感に苛まれるらしい。
旅で訪れるのは申し分ないが、住んで深く知ろうとすればするほど排他的に感じる。

まあ、京都に住んだことのない私には判らないのだけれど。でも想像はできるし、そうだろうなとも思う。
 


 

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開くまで閉じられない 

2018/01/08
Mon. 04:47



電車内の友として、あまり期待せずに読み始めた「キャプテンサンダーボルト」(阿部和重/伊坂幸太郎・共著)が面白くて、降りるドアが開くぎりぎりまで本を閉じられない。
両氏の本には、とんとご無沙汰だったので、若干、若返った気がする。



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「満願」(米澤穂信著)もなかなか。女性の奥底がなかなか。


 
  

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西瓜糖の夢 

2016/08/31
Wed. 04:54



電車に乗る機会が増えたので、必然的に読書量も多くなった。
良い傾向ではあるが、睡魔に襲われることが多く、それと闘いながら読んでいる姿は、想像する限りひどいものだ。
描写してみたが、あまりの見苦しさに削除する。



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「西瓜糖の日々」を手にいれる。
ブローティガンは初めて。





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托卵的託本 

2016/07/30
Sat. 03:42




考えてみれば、雑誌以外の本を古紙回収に出すというのは初めての経験だ。
書籍を捨てるという行為はきわめて重大な背任行為なのでは、と、いまになって思えてきた。
前回の引越しで大量の蔵書を処分したが、それは有隣堂の古本買取であったし、大昔にさかのぼるが、学生時代に使った専門書などは、紙袋に入れて古書店の軒先に深夜に置いてくるという、古き良き風習にしたがったものだった。
それらの本は、必要な方はご自由に持って行っていいという店先のワゴンに入れられ、次に拾ってくれる人が現れるのを待つのだ。なかなか良いシステムだった。
どこか古本屋を見つけてその托卵ならぬ託本をするか、オークションで買取手を探した方がよかったかな、といまになって思う。



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この一方通行の標識が持つ曲線は、後ろの建物に合わせてしてあるのか。だとしたらいったい誰が。


 


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有隣堂 6(しろざくら)  

2014/09/16
Tue. 04:17



ルミネの有隣堂に、文庫カバーの新色がお目見えしていた。
その名も「しろざくら」。ルミネ店限定らしい。
家にまだ開いてすらいない本が十何冊積んであるにもかかわらず、ついつい手が伸びてしまった。
怖かったのは、家のツンドク本と、これから買おうとしている本の重複。
いままで何度も繰り返し訪れた、もはや「業」のような事案ではあるが、重ならないに越したことはない。
作家、カバーの絵柄、書籍名、奥付の初版発行年月から、たぶんこれは大丈夫だろうというのを割り出し、6冊手に入れました(でも、一冊はずいぶん前に手に入れて、間違いなく家にあるんだけど、探すのがめんどくさいのでもう一度っていうやつ)。

重ならずに済んでなによりでした。



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前回の引越しで、大量の本に苦労したのに、やっぱりどうしてもデジタルよりもアナログにいってしまいます。
昭和生まれの活字中毒者はみんなこんな感じだと思います。あ、私は平成だった。


 

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2024-03