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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

大根のイコン 

2022/10/11
Tue. 06:15




大根を一本まるまるすりおろして、半分をきちんとラップして冷蔵庫の野菜室に入れたのだが、もう冷蔵庫すべてが大根くさい。
大根のイコンが冷蔵室の壁という壁に貼ってあるかのように大根が視認化できるくらい匂う。
メインの冷蔵室が野菜室の上にあるのがよくない。かといって被害が甚大になるのでメイン室に入れるわけにもいかない。
もっと厳重にラップしなおそうか、と思うものの、めんどくさいのでそんなことはしない。
口の開いた牛乳が無いからいいやと思っている。おそらく口の開いた牛乳があってもそのままだ。
考えてみたら、現状、メイン室にある物に直接被害があるわけではなくて、被害に遭うのは開けるたびに大根の匂い分子を受ける私だけなのだ。

こういった、ポイントがわずかにずれる認識はいたるところにある。



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傘の開ききったブラウンマッシュルーム大詰めが安かったので、日持ちがするように体積が10分の1になるほどのディープなバターソテーにした。もう見た目は乾燥椎茸。



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脳内ランチ戦争 

2022/08/15
Mon. 04:13




最近とても気になっている作家の絵を観に行く。

せっかくだから画廊の最寄駅でランチを、と思ってお店を探し、メニューを軽く下調べしてから出かけた。
小鉢が充実している和定食にしよう。新生姜のパフェも気になる。



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お店がちょうど見えた頃、待っていた女性二人がスタッフに案内されて入っていった。
ランチの時間帯を大幅に外したつもりだったのに満席なのか、と項垂れて店先まで歩いた。
ガラス張りの路面店。
私が立っている道路側は燦々と陽の光が降り注ぎ、店内は薄暗い。
こちらから中はあまり見えないが、向こうにはこちらが丸分かりの状態だ。
全員女性客のように見える。それも一人で来ているような人はいない。
みんなこっちを見ている気がする。
「なに、あのおっさん一人で入って来るのかしら」
「やだ、あのおっさん汗臭そう、隣に来ませんように」
とみんな言っている気がする。
ものすごい圧力だ。これは無理だ。入ったら死ぬ。ここにいても死ぬ。
何も通知など来てはいなかったが、iPhoneを見る風を装い、店から離れた。

教訓。
デザート系が充実している店は、ランチの時間を外したらもうアウト。
スイーツ女子に囲まれて、おっさん一人でランチなどできるはずもない。




あ、便宜上、おっさんと書いたけれども。



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M & F 

2022/06/20
Mon. 04:25




佐島にある「MARINE & FARM」が閉店していたことを知った。
それも一年以上も前に。



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眺めの良いテラス席と三浦野菜をふんだんに使った料理が推しのお店だった。



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遠くには富士山も見えて。



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好きだったお店が続けて無くなっていくのは悲しい。



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ちょっと偲んでみた。


いまは別のレストランになっているようです。


 
 

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2022/05/19
Thu. 23:42




今年は旬の筍を食べずじまいだった。
まだぎりぎり旬と言えなくもない気がしないでもないが、もうスーパーにも置いてないのでどうしようもない。
そう思うと筍が無性に食べたくなる。
ランチで、仕事場近くの中華料理店に入り、青椒肉絲を頼んだ。



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海の向こうで加工され運ばれてきた筍の味は、やはり海の向こうで加工され運ばれてきた筍の味であり、そこはかとなく物悲しく、青椒も肉絲も私もその悲しみに染まった。


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記憶のお粥 

2022/05/18
Wed. 04:16




断食後のお粥がこの世のものとも思えぬ美味しさだった。と書いた。
最高のお粥としてずっと記憶に残り続けるだろう。
その後、当然の帰結として、お粥に一週間ほどハマった。
ごはんを炊くことにめんどくささを感じる私が、毎食0.5合、その都度炊くのが苦にならない。
それほどのものだった。

私の、お粥の最後の記憶は「謝甜記」で十何年も前に食べたものかもしれない。
(違う!という方がいらっしゃったら教えてほしい)
かもしれない、と書いてしまうくらいに記憶に残らないのだ。私にとってお粥という存在は。



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京都出身の方に「小松こんぶ」のことを話したら、それは知らないけど「五辻の昆布」も有名です。とのことなので近々手に入れてみようと思う。そしたらまたお粥週間再開。
梅干しは近くにソムリエがいないので適当にスーパーで。米は今度は「雪若丸」にしようと思う。



 

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2024-02