ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
空は別の
2011/04/08
Fri. 03:07
絵を観に行った帰りに、ふと、あの空は、実は空ではなかったのではないか、という思いが生じた。
あの葉と葉の間に見えたもの、あの窓の外に見えたもの、その下に地平線や木々を従えていたものは、空ではなく別のものだったのかもしれないと。
すると、そこに描かれていたすべてのものが、それと同様、違うものだったのだ、と思い至る。
光と影までもが。

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