ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
ネコのニンゲン語
2014/09/30
Tue. 02:48
午前4時半、寝床に就いて、あー眠れないと身悶えしていたら、うにゃうにゃうー、と窓の外で猫がネコ語でなにかをしゃべりだした。
そのうち、うにゃうにゃうーしか言っていなかった猫が、ちゃんとした人の言葉で「だからよくわからないって言ったのに」としゃべったのだ。
うわーこの猫、ニンゲン語しゃべってるよーと思っていたら朝だった。
朝起きてもしっかりと覚えていて、あれは夢ではないと思うんだけどなあ。

このネコはまったく文章とは関係のないネコ。近所のなついているネコ。
そういえば村上春樹も猫が人の言葉を話すのを聞いたエッセイを書いていて、案外いろんな所にそういう猫がいるんじゃないのかなあと思うのだ。
昔友人が飼っていた黒猫は、おいとまの際、僕がバイバイと言うと、前足を挙げてバイバイをしてくれた(まるで犬のようだ)。それが可愛くてけっきょくそこから何十分も帰らなかったりしたのだった。
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