ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
浮世絵のねこ
2016/04/13
Wed. 00:02
「あそぶ浮世絵ねこづくし」を観に。
ねこに赤い首輪をつけて可愛がるのが江戸の世だったよう。
なぜなのか調べてみると諸説あっておもしろい。
ねこの毛にはいろんな色と風合いがあるけれども、赤ならすべてによく合いそう。

浮世絵のねこの輪郭線が、かな文字の線の揺れと柔らかさに近いなあなんて見ていました。
ねこのしなやかな筋肉は仮名のしなやかさに通じるというか。
楊洲周延の描く構図がわりと好き。自分に近い。
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