ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
電話越しの声
2019/12/31
Tue. 04:24
ずいぶん前に仕事をしていた場所が今年いっぱいでなくなる。
その頃から現在まで、そこに関わった人たちが世代を超えて集まる大忘年会があった。
私は参加できなかったのだが、その会の途中で後輩Aくんから電話がかかってきた。
当時私が編集していた機関誌を持ってきてくれた後輩Bくんがいて、その話題の流れかららしい。
何人も何人も何人も電話を代わってくれて、嬉しい思いでいっぱいだった。
電話越しに聴く声は、幾ら年を重ねても変わらない。
みんなの姿がまざまざと蘇り、不覚にもじわっとしたものがこみあげてきた。
最後の最後で今年は良い年になったような気がする。

みなさま良いお年を。
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