ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
大根のイコン
2022/10/11
Tue. 06:15
大根を一本まるまるすりおろして、半分をきちんとラップして冷蔵庫の野菜室に入れたのだが、もう冷蔵庫すべてが大根くさい。
大根のイコンが冷蔵室の壁という壁に貼ってあるかのように大根が視認化できるくらい匂う。
メインの冷蔵室が野菜室の上にあるのがよくない。かといって被害が甚大になるのでメイン室に入れるわけにもいかない。
もっと厳重にラップしなおそうか、と思うものの、めんどくさいのでそんなことはしない。
口の開いた牛乳が無いからいいやと思っている。おそらく口の開いた牛乳があってもそのままだ。
考えてみたら、現状、メイン室にある物に直接被害があるわけではなくて、被害に遭うのは開けるたびに大根の匂い分子を受ける私だけなのだ。
こういった、ポイントがわずかにずれる認識はいたるところにある。

傘の開ききったブラウンマッシュルーム大詰めが安かったので、日持ちがするように体積が10分の1になるほどのディープなバターソテーにした。もう見た目は乾燥椎茸。
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