ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
connecting dots
2014/10/31
Fri. 06:21
線の重なるところをなんとかしたい。ただ平面的に重なるだけでなく立体性を持たせたい。と常々思っているのです。ここ最近の話ですが。
「淡墨」と呼ばれる書の技法では、書いた線の重なる箇所は、上にのった線が下に沈んで見えるという特殊な現れ方をします。彩書でなんとかそれを表現できないものか。
数学の「結び目理論」で、三次元の結び目の部分を二次元に投射する正則表示という表し方があります(重なったところをちょっと切れたように書く、よく目にするやつです)。この正則表示と上記の淡墨技法を同時に考えていたら、なんか面白いアイデアが浮かんだような気がしたのですが・・・。

浮かんだような気がしたのですが、気のせいだったかもしれません。
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