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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

謎のイワシ 

2016/09/20
Tue. 05:46



ラベルのない缶詰が出てきた。
缶の形状から、オイルサーディンの類ではないかと思われた。
外側のパッケージがなぜ無いのかわからない。捨てたのか。それとも最初から無かったのか。

はたして、開けてみると、やはり小ぶりのイワシが並んでいる。
ただのオイルサーディンではなく、鮮やかさの失せた黄色のペースト状のものに汚なくまみれている。
まったく食指が動かぬ見てくれではあったが、開けてしまったが最後だ。
おそらくマスタードであろうと見当をつけ、口に運ぶ。
いや、マスタードではないような気がする。
なんだこのまったく主張してこない味は。
黄色の食材を思い浮かべてみる。とうもろこしとかカレーとか。
そのどれも当てはまるような気もするし、そうでないような気もする。
とうもろこしにまみれたイワシなんて聞いたこともないが・・・。
とにかく味がぼやけていて、一向にわからない。
色に騙されているのかもと、目を瞑り、味の記憶庫から該当するものを探し出そうとするが、まったくヒットしない。
いったいなんなのだこれは。
最後まで美味しいとは思えず、気持ち悪くなりながらも完食した。
いまだにわからない。
由来のはっきりしない食べ物ほど不気味なものはない。


と書いた後から、
あの缶詰はスーパーで処分品としてワゴンに大量に積まれたものから実験的に購入した物ではなかったかという思いに至る。何か同じような物が2種類あって、そのうちのひとつだったような気がする。何の味だったのかはけっきょく思い出せないのだが。
未知の食品のパッケージは捨てるな。家訓にしよう。



IMGP1986.jpg



昔、目隠しをして、何の飲み物かを当てるというゲームをやったことがありますが、
味覚はけっこう視覚に左右されてしまいますね。




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