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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

どんぐり 

2016/11/25
Fri. 05:13





メモに「どんぐり」と書いてある。

「どんぐり」。

なんのことか一向に思い出せない。
「どんぐり」ってなんだ。
記した場所からして、おそらく一ヶ月ほど前のもの。
忘れないためにメモるのに、これでは何の意味もない。



IMGP3498.jpg



今夜はおそらくどんぐりが夢に出てくるのだ。

雲間からヤコブの梯子が伸び、黄金色に輝くどんぐりがゆっくりと降りてくる。
私の眼前に降り立ったどんぐりは意味有り気な表情をし、ゆっくりと口を開く。
私はその御託宣を聞き逃すまいとする。
そうだったのか、そういうことだったのか。私は夢の中で思う。
どんぐりはゆっくりと帰っていく。
忘れる前にメモをしよう。
しかしメモ帳はどこにもない。携帯もスマホもない。
私は目を覚ます。
脳裏に残るのはぼんやりとしたどんぐりの光のシルエットだけ。
どんぐりの言葉はすでに忘却の彼方。


 

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