ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
no one belongs here more than you
2017/01/24
Tue. 05:00
あのひとがそこにそうしているだけでなんと幸せなことなんでしょうか。
というのはもちろん私の言葉ではなく、知人の言葉をちょっと丁寧に書いてみました。
知人とは、何回か前のエントリーに登場した、料理のできる女性を求めている料理なんかしたことのない男のことです。
ほんとにこの男は外食しかせず、家のキッチンは何年も住んでいるのにほぼ新品だと言うし、冷蔵庫は飲み物しか入ってないらしいし、あの黒く素早い夏虫も出たことがないという、筋金入りの食物外部消費者です。
彼は、意中の女性となにやらうまくいっているようで、前言撤回し、料理なんか作れなくてもいいんです、もう同じ空間にいるだけでいいんです。と言ってました。キッチンが汚れなくていいですよ。とも。汚れたキッチンは彼女に似合わない、彼女だからこそのこのピカピカのキッチン、綺麗にしといて良かった。とは言ってないかもしれないけれど、それに近い感情はあるはずです、きっと。
彼女も男に料理力は求めず、二人で外食ばかりとのこと。
まあそういうのもありなんだろうなあ。

私なんかもう自分以外の人のために料理が作りたくて仕方がないのに(テキトーだし、美味しいかどうかもわかりませんが)、なんなんですかねえ。まあ自分を生かすための義務としての料理って感じですかね。
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