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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

「小ざさ」の最中 

2018/09/11
Tue. 02:51




羊羹で有名だという「小ざさ」の最中をいただきました。
みんなで食べてください、ということだったと思うのですが、ちょっと美味しすぎて、白あん2、小豆あん1を食べてしまった。10個くらいありましたしね。
しっとりあっさりした餡と、薄衣のように溶ける皮の、和菓子ならではの上品な融合はまさに筆舌に尽くし難かったわけで、あ、これは筆舌に尽くせないから、もう舌鼓を打つしかないなあ、筆より鼓でしょ、やっぱり、じゃあ2、3個いいか、みたいな感じでぱくぱくと。
でも自発的に食べたのは2個で、あとから1個追加でもらったという内訳です。このあいだ、同じ方からいただいた手製の宝石のような水まんじゅうにありつけなかったので、このくらいは許されるのではないかと。
でも美味しかったなあ本当に。



R0025739.jpg
最中の写真はないです。たべちゃったから。




男も成人したら、「ケロッグ ハーシー チョコビッツ」を超ウメーとか言いながら、食後に一袋うすら笑いしながら食べてしまうのではなく、食後にはこういう最中をひとつ、濃く淹れたお茶などとともに、遠き山河に思いを馳せたり、窓から見える松の枝ぶりや、床の間に掛けられた書を眺めながら、趣深く味わうべきなのでしょうね。



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