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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

甘いぶどう 

2012/10/12
Fri. 05:15




ふと、寓話を思い出した。
甘いぶどうがお金で手に入れられることを知ったあの狐は、いったいなにを思うのだろう。

ぶどうは毎年いただきものばかりで、自分で買った記憶がないほど疎遠だったのだが、今年はここ3週間ほど毎日買って食べている。
まるっとした大きな粒を皮ごと口に放り込む。まったく立場の異なる、皮と、中の実が、次第にひとつになっていく過程の味がなんとも言えず好きだ。
明るい緑や淡い紫にも手を伸ばすが、皮に、身体に良いものがぎゅっとつまっていそうな紫黒の粒をよく選んでしまう。めんどくさがりなので種が無いのが好みだ。



IMGP2987.jpg



高校のころ、自転車でころんで顔がものすごい色に腫れてしまい、「巨峰」というあだ名がついた友人がいた。
おもしろい男で、音だけ聴くと間違った意味に捉えられかねないと本人は撤回を求めたが、それは穿ちすぎだ。と皆に諭され、顔の色がとれてもそれからしばらくは「巨峰」と呼ばれていた。


 

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