ASHINO KOICHI +plus
彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ
沈殿のなかから
2013/03/22
Fri. 04:59
試してみようと思うことが両手に余るほどあるのに、ましてや毎日新しいアイデアが湧いているというのに、けっきょく今日は何一つ試せないまま終えてしまった。こんな時間なのに。
そのうちの多くは、新しい「利器」を手に入れなければならないとどうにもならないのだが、手持ちの物でなんとかなるものも少なからずある。
できるものからきっちりやっていかないと、アイデアはすぐに澱み、終には沈んでしまう。
それまでのものだった、と割り切ればいいが、実はそうでもないこともあるのだ。おそろしい。

芥川賞を受賞した、「共喰い」(田中慎弥 著)を読んだ。
授賞式での変人ぶりからは想像もつかない緻密な文章構成だった。
物語自体はかなり暗闇直球です。
[edit]
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |