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ASHINO KOICHI +plus

彩書家・蘆野公一の日々のつれづれ

愛をささやく声 

2013/06/01
Sat. 07:08



森美術館の10周年を記念する展覧会、「LOVE展」へ。
六本木ヒルズができてもう10年も経つらしい。歳もとるわけですね。

副題に「アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」と謳っているように、古今東西の愛のかたちが満載で、巨匠と呼ばれる作家の作品もたくさんあって良かったのですが、別の角度から攻めた、とても心に残るものがありました。

やくしまるえつこ+真鍋大度+石橋 素+菅野 薫の《LOVE+1+1》という作品。

「愛の単語」を音声入力すると、その単語を使って人工知能が瞬時に作詞し、ディスプレイをトップに付けたロボットアームがぐねぐね動きながら、やくしまるえつこのせつなく囁くような声で歌うというインタラクティブなインスタレーションで、なんだかよくわからないのだけれど、これにものすごく感動してしまったのです。なんなんだろ、未来を垣間見たようなこの感覚。
もちろん「愛の単語」ではなくても人工知能は無慈悲に作詞してしまうわけで、女子高生たちがおもしろがって愛とはまったく関係のない言葉を入力しても、作品はクールに歌い上げられるのでした。それはそれでなかなかに興味深くて良かった。



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草間彌生さんも健在です。




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